常守朱は免罪体質ではない!色相が濁らない理由を考察してみた

PSYCHO-PASSの常森朱は犯罪係数が100を超えたことがありませんね。2期では執行官が300超えまくっったりと犯罪係数のインフレが起きており、極限状態ではありましたが二係の青柳監視官も犯罪係数が300を超えていましたね。

公安にいる限り犯罪係数が上がるのはしょうがないんじゃないかという状況下でも、常守朱の犯罪係数は安定しているため、

常守朱は免罪体質なのではないのか?

という疑問が浮かび上がってきますが、僕はそれを否定します。そのため色相が濁らない、というよりは濁りにくい理由を考察してみました。

ネタバレとなるので、2期を最後まで見ていない人は読み進めるのをおすすめしません。

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免罪体質のおさらい

槙島聖護

引用:PSYCHO-PASS 新編集版 8話

免罪体質とは200万人に1人の割合で、何が起きても色相が濁らない、犯罪係数が上昇しない体質のことです。

最も印象に残ったのは槙島聖護ですね。人を殺しても、シビュラシステムの根底を揺るがすようなテロ行為を働いても色相は濁りませんでした。

王陵璃華子

引用:PSYCHO-PASS 新編集版 4話

ここには罪の意識や葛藤などはあまり関係ないかと思われます。女子高生だった王陵璃華子は犯行において罪の意識があったとは到底思えませんが、狡噛が向けたドミネーターでは犯罪係数が472というぶっとんだ数値を記録しました。

常森朱は免罪体質ではない理由

2期の11話で犯罪係数が感情に左右されて上昇していたからですね。

常守朱

引用:PSYCHO-PASS2 11話

こちらは常守朱の犯罪係数の画像です。東金朔夜がドミネーターを向けた際、犯罪係数は48.5を示しました。

 

常守朱

引用:PSYCHO-PASS2 11話

その後「おばあちゃんを殺したのは俺だ!」と東金朔夜が暴露するシーンで、常守朱の犯罪係数は一時期80以上に上昇。100を超えて執行対象になるのは時間の問題でしたが、カムイが止めに入ったこともありなんとか犯罪係数は沈静化しました。

 

常守朱

引用:PSYCHO-PASS2 11話

その後は基の48.5まで一気に下降。とんでもないメンタルの持ち主です。常守朱にしてはちょっと高めの数値ですけどね。でもカムイがいなければ100を超えて執行対象になっていたのかもしれません。

さて、免罪体質ならどれだけ怒り狂っても犯罪係数は上昇しないはずです。槙島聖護は何をやっても犯罪係数は上昇しませんでしたよね。免罪体質者なら罪の意識の如何に関わらず、感情に左右されて犯罪係数が上昇するとは考えにくいです。

そのため常守朱は免罪体質ではないと考えられます。

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常守朱の色相が濁らない理由は?

①シビュラシステムを全否定できない

シビュラシステム

それでもシビュラシステムの優位性と必要性は否定できていない。シビュラなくしては現在の社会秩序が成立しないという事実を、まず大前提としてわきまえている。正当性よりも必要性に重きをおく、あなたの価値基準を高く評価しています。

引用:PSYCHO-PASS 新編集版 4話

作中の日本はシビュラシステムがあってこその秩序を保っています。社会秩序を保てないほど、シビュラに依存しているんですよね。

常守朱自身それを理解しています。社会の秩序を保つために現時点ではシビュラは必要であると。

常守朱はシビュラに生理的嫌悪感を抱いているものの、否定はできていません。「シビュラシステムのない社会を望むか?」という問いにイエスと答えることができませんでした。

 

②法が人を守るんじゃない。人が法を守るんです。

常守朱の信念とも言える言葉が「法が人を守るんじゃない。人が法を守るんです。」の一言に集約されていると思います。

狡噛は正義のためなら法を逸脱することすらいとわない、という感じでした。雑賀譲二もそれ(槙島聖護の始末)を斡旋したことがきっかけで潜在犯になってしまいました。

しかしながら、あくまでも常守朱は法を守り続けようとしました。それはおばあちゃんである常守葵が殺害された時も同様にですね。

 

また、常守朱が「人が法を守る」という正義がその秩序の維持とリンクしていることが、シビュラにとって模範的市民として判断された材料の1つです。その正義が潜在犯に陥らない理由だと思います。

サイコパスの世界での法律イコールでシビュラシステムとは言い切れませんが、一応量刑がないだけで最低限の法律はあると考えられます。何をしてもいいのか、何をしたらダメなのかの基準は社会の秩序を保つために必要なはず。

シビュラに流されたり従ったりしているのではなく、「人が法を守るんだ」という選択を自分自身で葛藤した上で考え出したからこそ、常守朱の色相は濁らない(濁りにくい)のかなと。流されていたらシビュラにとって都合の悪い思想に流れる危険性がありますからね。

自らの意思で考えて出した答えが、シビュラにとって都合が悪いものではなかったということだと考えます。

 

常守朱と免罪体質のまとめ

  • 常守朱は免罪体質ではない
  • シビュラを否定はできない
  • 「人が法を守る」の正義を貫く限り潜在犯にはならない

常守朱の正義がシビュラと共通の目的意識を備えているという点で、シビュラが脅威と認識しないのでしょう。それは常守朱の正義そのもの。

だから「人が法を守る」という正義を貫き続ける限り、常守朱は潜在犯にはならないのかなと思います。

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