白い巨塔で”岡田准一”は唐沢寿明と田宮二郎を超えることができるか?

2019年5月に白い巨塔がリメイクされ、主役の財前五郎を演じるのは岡田准一さん。

白い巨塔ファンにとっては期待とも不安ともとれる、今回のリメイク。

今回は、

岡田准一さんが田宮二郎さんと唐沢寿明さんを超えることはできるのか?

という1点にフォーカスして、徹底的に深掘りしていこうと思います!

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【白い巨塔】財前五郎の役割とは?

岡田准一

白い巨塔における最重要人物であり、主人公である財前五郎。それを演じるのが岡田准一さんです。

『財前教授の総回診』が一大ムーブメントを巻き起こしたように、ドラマを見ていない人間にも財前五郎という名前だけは認知している人が多いわけです。

ドラゴンボールは見てないけどフリーザ様は知っているというような感じでしょうか。

 

それほどの大役を務めるわけであり、かつては『田宮二郎』さんや『唐沢寿明』さんなどが演じたことでその重みは更に増しています。

ドラマの中でもとりわけファンが多い作品ですから、誰が演じても不満やら何やらが出てくるような人物なんです。

 

【白い巨塔】唐沢寿明と田宮二郎の比較から見えるもの

財前五郎

田宮二郎さんが財前五郎演じたのは1978年のこと。もう40年も前のことです。

それから25年の時を経て、唐沢寿明さんが主演で白い巨塔がリメイクされたのです。

その時も田宮二郎さんを知るファンは、

財前五郎は田宮二郎以外考えられない。

日頃明るいキャラの唐沢寿明では財前五郎は務まらない。

などなど、前評判はあまり良くありませんでした。

 

しかし蓋を空けてみればドラマは高視聴率を記録し、原作者の山崎豊子さんも「素晴らしかったです。あなたが財前で良かった。感動しました」と評しました。

また「財前五郎は唐沢寿明以外考えられない。」と考える人も多く生まれました。

 

山崎豊子さんの評価はともかく、一般視聴者の中で『財前五郎=唐沢寿明』と考える人が増えたことには理由があります。

それは岡田准一さんがかつて財前五郎を演じた2人を超えるための、たった1つの理由と同じなのです。

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【白い巨塔】岡田准一が2人を超えるたった1つの条件

白い巨塔

岡田准一さんが田宮二郎さんと唐沢寿明さんを超えるたった1つの条件。

それは「初めて白い巨塔を見る人が目にする財前五郎が岡田准一さんであること」です。

正直なところ旧作のファンが見ても、すでに財前五郎のイメージは『田宮二郎』or『唐沢寿明』で固まってしまっています。

初めて見た作品を演じた役者が財前五郎として紐付いているんです。2人が大根役者ならともかく、最後まで財前五郎を演じきった名優ですから、2019年にどんな俳優が演じたとしても2人を超えることはできないのです。

 

田宮二郎が演じる財前五郎

初めて目にした財前五郎が田宮二郎さんである人にとっての財前五郎は田宮二郎さんしかいないのです。

唐沢寿明さんが演じた財前五郎を認めることはできても、多くの人が

財前五郎は田宮二郎がはまり役である。

と口にします。田宮二郎さんが役に入れこんだ末の結末も、その印象を更に深くしているでしょう。

 

唐沢寿明

また、初めて目にした財前五郎が唐沢寿明さんである人にとっては、唐沢寿明さん以外の財前五郎は考えられないのです。

僕もそうです。田宮二郎さんが演じる1978年版の白い巨塔にも目を通しましたが、やはり僕にとっての財前五郎は唐沢寿明さん以外ありえないと思いました。

そもそも2003年版の白い巨塔を初めて目にする人が、1978年版を見ることがないというのも理由としてはあると思います。

ただし、時代が違いすぎて最近の人の感性には1978年に放送された白い巨塔は合わない可能性も非常に高いです。

参考:岡田准一と唐沢寿明の財前五郎を比較!一番の違いは身長の差か?

 

すなわち、2019年に放送されるドラマが初めて白い巨塔に触れるという人にとっては、財前五郎は岡田准一さん以外ありえないという結論に行き着くのかもしれません

視聴後の感想
やはり5話で終わらすのは無理がありましたね。2クール使って演出をしっかり作り上げれば、これも1つの白い巨塔になり得たのかなと思います。BGMは個人的には0点。加古隆さん(2003年版)が秀逸すぎたことも、今回のBGMの酷さを際立たせていたと思います。。

 

 

まとめ:岡田准一と財前五郎

岡田准一さんが田宮二郎さんと唐沢寿明を超えるというのは、あまりにもハードルが高すぎます。

旧作のファンはすでに自分の中だけの白い巨塔という物語が存在しており、それはすでに固定化されているでしょう。

僕もそうです。僕にとっての財前五郎は田宮二郎さんでも岡田准一さんでもありません。唐沢寿明さん以外にありえないのです。

ひよこが初めて目にしたものを親だと思いこむのと同じようなものでしょうか。

 

だから「超える超えない」ではなく1つの作品としての完成度を楽しみにする、という考え方で視聴するのと心穏やかでいられるのではないかなと思います。

誰かが一番いいというのではなく、初めて目にした財前五郎があなたにとっての財前五郎なだけなんですから。

皆さんはどう思いますか?それでは。

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