【半沢直樹】帝国航空のモデルはJAL?債権放棄は現実でも起こってた!

帝国航空とJAL

半沢直樹2期で「帝国航空」が登場しましたね。

ネット上では「JALじゃん」と言われていますが、帝国航空のモデルはほぼ間違いなくJALです。

それだけでなく、経営再建の話も実際にあったJALの更生計画とリンクしています。

その1つが債権放棄です。

国がタスクフォースを立ち上げて金融機関に債権放棄を要請。

金融機関はJALが倒産後に9割近い債権を放棄することになりました。

ということで、今回は帝国航空のモデルとJALの共通点や違いについて特集をします。



帝国航空のモデルはJAL?

半沢直樹の帝国航空

半沢直樹2期に登場した『帝国航空』のモデルはほぼ間違いなくJALでしょう。

名前がJALを彷彿とさせるだけでなく

  1. 帝国航空は経営危機
    ⇒JALも経営危機であり後に倒産した
  2. 「帝国航空再生タスクフォース」の立ち上げ
    ⇒民主党政権が「JAL再生タスクフォース」を立ち上げた
  3. 国交省が銀行の債権放棄を進める方針
    ⇒現実でもJALの債権放棄を銀行に迫った
  4. 原作小説の後書きに「帝国航空のモデルと想われるJALこと日本航空」と記載

など、帝国航空とJALには多くの共通点が見られます

ということで、帝国航空とJALの共通点や違いについて1つ1つ見ていきましょう。

JALの債権放棄を銀行に要請した

JAL

半沢直樹では「債権放棄を要請する国」 VS「銀行」の構図となりそうです。

これに近い構図は現実でも起きていました。

  • 半沢:国 VS 銀行
  • 現実:JAL&再生機構 VS 銀行

という形で、債権放棄を巡る交渉は実際に行われていたんです。

この画像は国土交通省が実際に打ち立てた「JAL更生計画」のスキームの一部です。

金融機関に対する債権放棄の要請が組み込まれているんですね。

日航と支援機構は今月1日、日本政策投資銀行やメガバンクに対し、債権の90%を放棄するよう要請した

引用:朝日新聞DIGITAL

結果的にJALが2010年1月に倒産(会社更生法の手続き)をし、交渉の結果多くの銀行が債権放棄をすることになりました。

当初は90%の債権放棄を銀行に要請し、交渉の結果87.5%の債権を放棄しました。

内訳は政投銀が1421億円、みずほコーポレート銀行が566億円、三菱東京UFJ銀行が514億円、三井住友銀行が176億円

引用:日本経済新聞

各銀行が総額で3830億円もの債権放棄を決定したんですね。

前原元大臣

債権放棄はJAL倒産後の話なので「もうゴネても回収は不可能」と判断したのでしょうか。

半沢直樹では何とか帝国航空を再建できるか!?

帝国航空の債権放棄
半沢直樹の東京中央銀行は

  • 債権の総額:700億円
  • 債権放棄の額:490億円(7割)

でした。

その他の帝国航空とJALの共通点

①経営危機だった

JAL

帝国航空は経営危機です。

JALも経営危機に陥っていました。

後に倒産するのでそれは明らかですね。

  • 不採算航路の大量保有
  • 年金カットに対するOBの反発

などもかつてのJALで実際に起きていたことです。

現実のJALは再建して再上場を果たしましたね。

 

②再生タスクフォースが立ち上げられた

白井亜希子

帝国航空を救うために国が「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げましたね。

そこで帝国航空への債権放棄を進める方針を打ち出しました。

前原元大臣

では現実世界ではどうでしょうか。

当時の前原元国交省のもと「JAL再生タスクフォース」が結成されました。

しかし、発足から1ヶ月で消滅しました。

JALと再生機構に業務を引き継いだんですね。

 

政権や政治家も現実の民主党がモデルだった!

銀翼のイカロス

帝国航空が舞台となる『銀翼のイカロス』には現実とリンクする多くのモデルが登場します。

  • 的場総理 :鳩山総理?
  • 進政党  :民主党
  • 箕部啓治 :小沢一郎
  • 白井亜希子:前原誠司(+蓮舫?)

原作にあたる銀翼のイカロスが執筆されていたのは民主党政権の時です。

そのため、現実の民主党をモデルにしているであろう点が数多く見られます。

半沢直樹を見る時に楽しめる1つのポイントですね。