野村忠宏は医学博士の資格持ち!医師免許とは別物?違いは何?

野村忠宏

柔道家で3度の金メダルを獲得した野村忠宏(46)さん。

実は2013年に医学博士に資格を取得しています。

つまり大学院で医学を研究して、何らかの発見をしたんですね。

何の研究をしたの?医師免許とは別物?

野村忠宏さんは医者ではないのですが、医学博士です。何が違うのか気になりますね。

ということで、野村忠宏さんの医学博士の肩書きについて深堀りしていきます。

野村忠宏は医学博士=大学院で医学の研究をしていた

野村忠宏

野村忠宏さんは医学博士の称号を持っています

2009年4月に弘前大学大学院医学研究科博士課程に入学し、2013年3月に卒業したのです。

  • 天理大学 体育学部 卒
  • 奈良教育大大学院 保健体育科 卒
  • 弘前大学大学院 医学研究科 卒

と実はかなり勉強熱心なんですね。

そして、弘前大学大学院に在学していたのは野村忠宏さんが現役の柔道選手だった時でした。(引退は2015年8月)

医師ではないのですが、医学の専門家ではあるのです。

医師免許と医学博士って何が違うの?

野村忠宏は医学博士だけど医師じゃない?何が違うの?

野村忠宏さんは医学博士ですが、医師免許は持っていません。

医学博士と医師免許は全くの別物で、取得する過程も全く違います

最大の違いは公的な診療行為が出来るか出来ないか、ということです。

医学博士とは?診療行為はできない!

医者

一般的な医学博士は、大学院に4年間在籍して研究の成果を卒業論文として提出して取得する資格なのです。

医学博士は通常、大学院に4年間在籍して何らかの研究を行って卒業論文を書き取得する資格です。

引用:MEDLY

医学部でなくても医学博士の資格を得ることが出来ます。

大学院によっても医学博士の資格を取得する難易度は全く違います

英語で医学の論文を書かなければならない大学院もあれば、日本語でOKなところもあるんですね。

そして、医学博士は医療行為をするための資格ではありません

医学博士の資格だけで診察や手術をしたら違法行為になります。

あくまでも「医学の分野で何らかの発見をしたんですよ」という証明です。

医師免許は専門行為を行うための資格

手術をする医者

医師免許があると診療行為ができます。(麻酔科、歯医者は別の資格が必要)

日本では診療科ごとの免許は必要ありません。医師免許を持っていれば、内科・外科・皮膚科などほぼすべての診療科から、自分の専門を自由に決められます。

引用:HugKum

患者さんに対して診察や手術を行うことができるんです。

それ以外にも産業医や医系技官などの専門職に就くことも出来ます。

特定の専門的な医学的行為を行うために必要な資格、ということですね。

無免許で診療行為を行っていると、俗に言う闇医者になってしまいますね。

医者

また、医師国家試験に合格すれば医師免許を取得できます。

医学博士のように大学院によって取得難易度がピンキリではないのです。

ちなみに、医師になる人は医学部を卒業した後は研修医として経験を積み、病院で働くのが一般的です。

数年間医師としての経験を積んで大学院に進学する人はいますが、医学部⇒大学院という流れをとることはレアケースです。

野村忠宏が医学博士を習得した論文が気になる

医学博士はピンきりですが、少なくとも医学の分野で新しい発見をしたことは間違いありません

野村忠宏さんは何を発見したのでしょうか?

野村忠宏が書いた論文とは?

野村忠宏

野村忠宏さんが書いた論文は以下の通りです。

強化合宿中のL-グルタミンの摂取が柔道選手の筋組織、好中球機能に及ぼす影響について

この論文で2013年3月に医学博士の資格を得たんですね。

「柔道選手における強化合宿中のL-グルタミン酸の摂取の影響」という非常にニッチな分野での論文です。

Lグルタミン酸?好中球機能?

Lグルタミン酸はタンパク質を構成するアミノ酸の1つで、好中球機能は白血球が病原菌や異物を退治する機能のことです。

つまり、アミノ酸が免疫機能にどんな影響を及ぼすのかの研究をしていました

実際に35人の柔道選手にL-グルタミン酸を投与して実験を行っているんです。

大学男子柔道選手35名を対象に合宿中にL-グルタミンを摂取させ,筋組織,免疫機能への影響を検討した

引用:J-STAGE

野村忠宏さんはこの実験と論文の執筆を現役選手の時代にやっていたんです。凄いですね。

研究で何を発見したの?

野村忠宏

野村忠宏さんが行った実験ではどんな結果が得られたのでしょうか。

実験の結果からL-グルタミン酸を強化合宿中に摂取すると、体の悪影響を低下できる可能性があることを見出したのです。

合宿中のグルタミン摂取は,一過性の運動により発現る筋組織の変性・損傷や免疫機能の低下を抑制させる可能性が示唆された

引用:J-STAGE

強化合宿中は普段よりも激しい運動をするので、筋肉や免疫機能に悪影響を及ぼす場合があります。

その悪影響をL-グルタミン酸が抑制する可能性があるということですね。

以上の研究結果を発見したのが野村忠宏さんなのです。